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Artist Interview
Artist Interview vol.015 Ryohei
Artist Interview vol.015 Ryohei
Q: 12月5日にニューアルバム「Cavaca2」がリリースとなりました。前回のインタビューでこの「Cavaca」をレギュラー化させたいという思いが実現しましたね。
Ryohei: めちゃくちゃ嬉しいですね。しかもこんなに早いタイミングでリリースできるとは思っていなかったです。
Q: 今作は90年代の楽曲をセレクトされていますが、今回の選曲の基準を教えて下さい。
Ryohei: 前回は「You Gotta Be」を中心にして選曲したんですけど、今回も90年代のクラブフロアチューンの「Goody Goody」を中心にして、より90年代を意識した選曲しています。
あの頃ってクラブでもマライア・キャリーの「Dreamlover」だったり、ジャミロクワイだったり、ポップスシーンのものとクラブシーンのものが一緒に回っていた時代だったんです。だから、よりDJみたいに「お前ら絶対知ってるだろう?踊れるだろう?」みたいな曲を選曲していますね。
Q: この頃のRyoheiさんはクラブには頻繁に足を運ばれていたんですか?
Ryohei: そうですね。ほとんど毎週末はどこかのクラブにいて、ちょうどその頃ダンスチームを作っていたんで、バトルしていましたね。
DJの友達もたくさんいたし、クラブで働いている友達もたくさんいたし、よく出入りしていました。
Q: もしかすると、その時期はRyoheiさんのルーツの一つだったんじゃないですか?
Ryohei: まさにそうですね。ジャネット・ジャクソンやボビー・ブラウンの曲で振りを合わせてみんなで踊るっていうのがブームになってた時期によくクラブに行っていて、僕は小学校の頃、アメリカにいてブレイクダンスにハマったんですけど、それがきっかけでブラックミュージックが好きになったので、日本に帰ってきたその頃は楽しかったですね。
Q: Ryoheiさんは今もクラブによく足を運ばれているんですか?
Ryohei: プライベートではたまに行きますけど、今はパフォーマンスで行くことが多いので、パフォーマンスが終わった後に出演者のみんなと肩を組んで踊るのが楽しいですね。
Q: 今作を作られたことによって、昔のことを思い返すことも多かったんじゃないですか?
Ryohei: 思い返したことも多かったですけど、今回の選曲は今でも聴いていて好きな曲なんです。さんざん聴いたから飽きてしまったような感じでもあるんだけど、やっぱり名曲なので今でも新鮮に聴けるし、だからこそ原曲通りに全部譜面に起こしてヴォーカリストのクセから全て洗い出して原曲を大切にしながら、今回はハウスカヴァーなのでニュアンスやグルーヴがテンポを変えたときにちゃんと成立するように引き算していって、自分の感情を入れたいところはRyoheiらしく歌ったりとか、そういう作り方をしましたね。
Q: 今回はヴォーカル録りに苦労された楽曲があったそうですね。
Ryohei: ジャミロクワイの「Space Cowboy」なんですけど、今回の苦労であの人のクセを身に付けることが出来たというか、シングル版、アルバム版、プロモーションビデオ版、リミックス版とか全部微妙にメロディーラインが違ったりするんですよ。完全にスキャットで歌を作ってるので、ジャズのスキャットのメロディーラインを勉強することが出来て、むしろ面白かったですね。
あのメロディーラインがあるからこそ、あのジャミロクワイの動きがあるんだなって思いました。もうライブで何度かこの「Space Cowboy」をやっているんですけど、あの動きに近いものが出てきそうになるんですよ(笑)。
Q: (笑)。今回アレンジをお願いされたアーティストの方々にはどんなリクエストをされたんでしょうか?
Ryohei: みなさんのオリジナリティーをコンパイルしたかったので、あんまりリクエストをしてしまうとRyohei色に染まり過ぎてしまうので、基本的には前回と同じようにご自由に、って感じでしたね。僕が歌ったヴォーカルの素材を渡して、生音中心でクラブでDJが回せて、かつ家でも聴けるようなバランスのチューンにしてもらって、冬なんで暖かみのある音色を使って下さい、っていうことを伝えました。
出来上がったもの全てが素晴らしくて嬉しくて仕方なかったですね。
Q: GTSさんがアレンジされた「Happy Xmas」には驚かされました。
Ryohei: 今、石油戦争をしていたりする世の中にメッセージが強いジョン・レノンの曲を歌おうと思って、クリスマスチューンだけど今回はパーティーチューンなので、パーティーといえばGTSしかない!ということで、僕の師匠でもあるあの方々にお願いすることにしました。
GTSっぽさも残しながら、今回のCavacaのイメージに沿ったアレンジをしてくれていますね。
Q: この「Cavaca」というタイトルですが、本当の由来があるそうですね。
Ryohei: この「Cavaca」はコンピレーションアルバムということで、いろいろなタイトルを考えていたんですけど、m-floの夏のツアーで回っていたときがタイトルを決める時期で、m-floの二人が「カバーバカでいいじゃん」って言ったんです。
投げやりに言われたんですけど、「カバーバカ = カバカ」ってキャッチーだなって思って(笑)、曲もキャッチーなものを選曲して、キャッチーなクリエイターの方々を一つにまとめてしまおうと思っていたし、「Catch the Various Catchy = さまざまなキャッチーなものを一つに握ってしまえ」っていう本来の意味にも合ったし、そういうことで「Cavaca」に決めたんですよね。
Q: 前回は夏、そして今回は冬とリリースされていますが、今後はどんな風に展開していきたいと思っていますか?
Ryohei: 今は生音中心ですけど、「Cavaca Electro」みたいなものもあっていいかなって思うし、いろいろやりたいこともたくさんあるので、ずっと続けて頂きたいですね。
Q: 最後にこのインタビューを見られる方々にメッセージをお願いします。
Ryohei: 札幌には最低でも月に1度は来ているんですけど、みなさん温かい方達ばかりで嬉しいです。
そんな方達を意識してこれからも音楽を作っていくので、応援よろしくお願いします。
New Release Information

Cavaca 2 〜Catch the Various Catchy〜 (ALBUM)
RZCD-45765 / 2,000yen(tax in)
2007.12.05 on sale
アナログ盤が「CISCO」ハウスチャート1位となるなど、ロングヒットを記録している「Cavaca」シリーズの第2弾を早くもリリースさせたRyohei。
今作は90年代のビルボードチャートを制した名曲を中心に、A Hundred Birds、COLDFEET、eighteen degrees.、EQUIP、GTS、Kentaro Takizawa、MAKAI、romantic couchといった豪華アーティストたちとコラボレーション。
懐かしくも新鮮なハウスカヴァー集です。
Ryohei OFFICIAL SITE : http://www.rhythmzone.net/ryohei/

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