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Artist Interview

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Artist Interview vol.003 いきものがかり

Artist Interview vol.003 いきものがかり

Artist Interview -SAPPORO LIFE-

Q: 10月24日にリリースされたニューシングル「茜色の約束」ですが、どんなテーマで作られた楽曲でしょうか?

水野良樹:去年の夏前ぐらいに当時のディレクターさんから「結婚をテーマに曲を書いてみないか」と言われて書き始めたんですけど、結婚って一見ハッピーなことのように思えるけど、どちらかがどちらかを看取らなきゃいけないし、最終的にはどちらかが死ぬということに考えが行き着いて、ずっと一緒にいようって約束したのに最終的には別れてしまうということで、すごく重いことだなと思ったんです。いきものがかりっていうグループも終わりがいつかはやってくるっていうことを考えて、自分たち自身も死であるとか、そういった別れに直面する日が来るんだなっていうのを感じて、だったらそういう日が来たときに後悔しないようにすごく当たり前のことなんですけど、一瞬一瞬大切に過ごしていこうっていうことを再確認して進めましたね。

Q: 今作は女性の視点からの世界観で作られていますが、どんなことを意識されて作られたんですか?

水野良樹:以前「コイスルオトメ」という曲で恋する女の子の気持ちを書いたんですけど、今回は女性的な感じで書いた訳じゃなくて、もちろん女性からの視点なんですけど、男女どちらでも捉えられるというか。
たとえば二人しか見えていなかったり、お互いの姿が見えていないと不安だって思うことは意外と弱い関係で、お互いの姿が見えていなくてもお互いの存在を感じて繋がっていることの方が強いんじゃないかなと思ったんです。
そこから茜色の空を見ながら二人並んで歩いていくっていうのをイメージして歌詞を書いていきましたね。

Q: 歌詞を読んだときに言葉選びというか、女性が共感できる言葉が多々あると思ったんですが、吉岡さんはどんな風に感じられましたか?

吉岡聖恵:私もテーマが結婚だということは聞いていたので、大きなテーマだなと思いながら歌詞を読んだら『やがて「別れ」が訪れても ふたり すべてを 受け止めていく』というフレーズがあって、今まで恋愛から死までを予感させる歌詞がなかったので、歌っていくのが大変かな?と思ったんです。主人公のただすごく好きでずっと一緒にいたいっていう純粋な初恋のような、ピュアでまっすぐな恋ではなくて、相手といる一瞬一瞬を大切にして全て受け入れて最後まで一緒にいるっていう曲なので、気持ちを入れ過ぎても背伸び感が出ちゃうし、クールに歌いすぎても違う。最初はその深さについて行けなかったんですけど、だんだん歌っていくうちに自分がそこに近づいていくというか、自分にもこういう考えを持たせてくれるような、自分のことを成長させてくれるというと言い過ぎかもしれないですけど、でもその曲に追いつこうとすることで自分自身も変わっていってるんじゃないかなって感じていますね。

Q: 山下さんはこの楽曲を聴かれて、どんな印象を持ちましたか?

山下穂尊:少し昔に戻ったかなって気がしましたね。インディーズのときに良樹が書いてた曲はこういうものが多かったんですよ。かなりバラードをやるグループなんですけど、デビューからポップでアッパーなチューンが多かったじゃないですか。いろんな人に話を聞くといわゆる元気のいい女の子が歌ってるポップな印象が強いっていう風に言われることが多かったので、このタイミングでバラードをリリース出来たというのはすごく良かったですね。

Q: この楽曲はau LISMOのCMソングになっていますが、このお話を頂いたときはどんな気持ちでしたか?

山下穂尊:この話を聞いたのはつい最近なんですよ。なんとなくは聞いていたんですけど(笑)。
聞いたときは願ってもない事だし、CMもかなり流れるじゃないですか。今までアッパーなイメージを持っていた人には意外って思われるかもしれないけど、そういう意味ではいい裏切りが出来るのかなって思いましたね。
水野良樹:それと音楽を正当に評価してくれるCMっていう感じがするんですよ、今までのを見てると。素晴らしいアーティストの方たちがやられていて、曲ありきでCMを作ってらっしゃる感じがするので、そういうところで自分たちの曲を使ってくれるっていうのはすごく嬉しいですよね。

Q: 次にカップリングに収録されている2曲についてお聞きします。まずは「心一つあるがまま」ですが、インディーズの頃から大切にされてきた曲だそうですね。

山下穂尊:そうですね。デビューしてからは演奏したことがなかったんですけど、デビューシングルをどうしようかという話をしていたときに候補として上がっていた曲でもあったんです。
今回「茜色の約束」のカップリングをどうしようかという話で、「茜色の約束」とは逆のアプローチの曲がいいよねっていうことでこの曲に決まって、再度アレンジをフルモデルチェンジさせて、軽やかになった感じですね。
吉岡聖恵:前はもっと一本気な感じでちょっとロックよりな感じだったんですけど、もうちょっと気持ちに余白がある感じというか。 山下穂尊:この曲は人間の本質的なことを歌っているんですけど、やっぱり2年前に一度作っているので、このアレンジでいいのかと思ったこともあったんですけど、ライブで演奏していくうちにこのテーマでロックだと重いなと感じて、結果的に今回のアレンジの方が歌詞の世界観に合ってたと思いますね。

Q: 次に「月夜恋風」ですが、このタイトルはどういった理由で付けられたんですか?

山下穂尊:これは全部曲が出来上がってから付けたんですけど、タイトルに悩んだんですよ。
タイトルって先に付けて書くものもあれば、途中で付ける事もあるんですけど、今回はフルコーラスを作って歌詞を眺めていたときに四文字の象徴的な漢字が浮かんできて、その四文字の漢字を並べたときにきれいな並びだなと思ってこれに決めました。

Q: 今作はいきものがかりの代表作となるシングルに仕上がったと思うんですが、みなさんはどのように考えていますか?

山下穂尊:これまでシングルを6枚リリースしてきて、1stアルバムまではタイトル曲とカップリングとカバーを入れていたんですけど、「夏空グラフィティ/青春ライン」からは全てオリジナルで構成するようにしたんです。
「夏空グラフィティ/青春ライン」はかなりポップでアップな3曲が入っているんですけど、それに比べると今回は非常にバランスが整っているなと思うので、自信を持って自分たちのシングルですって届けられる一枚になった気がしますね。

Q: このシングルでいきものがかりのイメージを変えられたような気がします。

吉岡聖恵:そうですね。路上でやっていたときはアコースティックな曲をやっていて、デビューしてからはライブで盛り上がりたいねってことでアップテンポな曲を作って、でもそれぞれ一つ一つに自分達が納得してやってきているから、アップテンポはもちろんだけど、バラードもいきものがかりだって言える事がすごく嬉しいですよね。

Q: お話は変わりますが、昨日(10月8日)は札幌学院大学で学園祭ライブをされましたが、感想を聞かせて下さい。

水野良樹:最後に失敗してしまいましたね(笑)。
学生さん達だけじゃなく、近くの家族連れの方々も来ていて、すごくいい雰囲気で盛り上がって、本編の最後にもう1曲やっちゃおうみたいな感じになって、アンコールでやるはずだった「SAKURA」をやっちゃって、アンコールの曲がなくなってしまいました(笑)。
吉岡聖恵:全国いろんなところでライブはやっていますけど、昨日のみなさんの笑顔はとても印象的でしたね。こっちまで楽しくなっちゃうみたいな(笑)。

Q: 最後にこのインタビューを見られる方々にメッセージをお願いします。

水野良樹:半年後に3度目の全国ツアーをやるんですが、そのときに北海道は札幌と旭川に来るので是非生で見に来て欲しいなと思いますね。やっぱりライブに来てくれた方が僕らの気持ちを伝えやすいというか、僕らの印象を一番つかみやすいと思うので、是非ライブに来て欲しいなと思っています。
吉岡聖恵:デビューシングルの「SAKURA」をリリースしたときに、北海道の方からのリアクションが一番早くて、ライブに来たときにもみんなで待っててくれた感があって、すごく暖かいものを感じるんです。今回の新曲も是非生で聴いて欲しいので、ライブに来て欲しいですね。
山下穂尊:よく間違われるんですけど、ニューシングルは「茜空の約束」ではなくて「茜色の約束」で、ちなみに前回のシングルは「夏色グラフィティ」ではなくて「夏空グラフィティ」で、それと「いきものがたり」じゃなくて「いきものがかり」だよってことで間違わないで下さいね(笑)。

Artist Interview -SAPPORO LIFE-

New release information

Artist Interview -SAPPORO LIFE-
いきものがかり / 茜色の約束(SINGLE)
いきものがかり / 茜色の約束(SINGLE)
ESCL-3012 / 1,223yen(tax in)
2007.10.24 on sale

いきものがかりが7thシングルとして「茜色の約束」をリリース。
今作は昨年秋に行われた初の全国ツアーで初披露された楽曲で、ライブでしか聴くことの出来ない名曲としてファンの間で語られ、CD化を熱望された話題作です。
c/wには山下穂尊の作詞・作曲によるもの「心一つあるがまま」と「月夜恋風」を収録。
タイトル曲からカップリング曲に至るまで、デビューから今日までのいきものがかりの成長した姿が投影された作品に仕上がっています。

いきものがかりの みなさん、こんにつあー!! 2008
2008.04.27 Sun
@PENNY LANE 24
Open17:00 / Start17:30
Ticket:3,500yen(tax in)<前売> 3,800yen(tax in)<当日>
Info:WESS 011-614-9999

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