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Artist Interview

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Artist Interview vol.010 BOOM BOOM SATELLITES[ブンブンサテライツ]

Artist Interview vol.010 BOOM BOOM SATELLITES

Artist Interview -SAPPORO LIFE-

Q: 11月21日に6枚目となるニューアルバム「EXPOSED」がリリースされましたが、まずは完成されてのお気持ちを聞かせて下さい。

川島道行: 6枚もアルバムを出した中で、一番いいアルバムになっているなというのがシンプルな感想ですね。

Q: 前作「ON」をリリースされたときに中野雅之さんにインタビューをさせて頂いたんですが、「FULL OF ELEVATING PLEASURES」を作り終えた時点で「ON」に対するキーワードやアイデアが浮かんだとお話されていました。
今作も「ON」を作り終えた時点でアイデアなどは浮かばれていたんでしょうか?

川島道行: 今回は明確なイメージを持つ前に「ベクシル」のサントラがあったのであれが輪郭になっています。「ON」もキャッチーな部分も含めて潔いアルバムに仕上がったと思うんだけど、あれだけじゃ足りないというか、「ON」で描いた世界の先があるなって中野と話しました。

Q: 今作「EXPOSED」は一気に上り詰めていく感じの疾走感が「ON」よりも増していますが、「EASY ACTION」のようなメロディーに抑揚がある楽曲が収録されているのである意味ポピュラーな作品に仕上がっていると感じましたが、ポピュラーという部分は意識されましたか?

川島道行: 何をしてポピュラーというのかは意味も広いと思うけども意識はしましたね。より多くの人とコミュニケーションを取るためのツールであり、音楽に対してのスタイルとしてリフレインの多用だったり、コード感だとか。でもそのへんは僕らならではの描き出している心象風景というか世界観だか独特のものになっているんだけど、ポップであるっていうことには意識を働かせていたと思います。

Q: 「ON」のリリース時の川島さんのインタビューで、BOOM BOOM SATELLITESの音楽は「触れない彫刻」だと言っていたのを読んだんですが、今回は聴いている人に対して歩み寄っている印象を受けました。

川島道行: 確かに「ON」のときよりはもっと渾然一体になっているっていうか、汗っぽさがあると思う。音楽に対しての皮膚感っていうのがものすごく濃密なものになったんじゃないかな。

Q: 今回は楽曲がメロディアスになった分、リリックを書く際に言葉選びで苦労されませんでしたか?

川島道行: そうですね。最近はスキルが上がってメロディと言葉の関係が簡単になった部分もあるけれど、すごく難しいですよね。
だけど頭で考えるものでもないし、辞書を引っ張って作るものでもないから、ドラムやベースをレコーディングしている横で仮歌を録っているので、出てくるフレーズは言葉と対だから、ほとんどの曲は一日で書いたけど、苦労したのはEASY ACTIONとUPSIDE DOWNとか。冒頭に言っていたポップであるかどうかってことと深く関わっていて苦労したけど、そのへんは面白かった。
でも、1曲1曲の世界を描いていくっていうのは難しいですよね。

Q: 今作のリリックはポジティブとネガティブは表裏一体というものを感じましたが、リリックを書く際に心がけたことはありましたか?

川島道行: 考えないことかな(笑)。そんなに希望的じゃなきゃいけないとか思っていないし、絶望することがロックだとも思っていないから割と自然な営みの中でリリックが出てきます。

Q: リフレインしている部分は聴いている人に対して訴えかけているのでは?と感じ取れたんですが。

川島道行: まぁ、そういうところでしかありえないっていうのもあるんだけど、歌っている人聴く人がいるっていう関係をハッキリさせているから、何かモノを言うっていうことになるんだけど、それは自分に対して言うことでもあったりするから、何も具体的に人がいるとかじゃなくて、聴いた人がそれを口ずさんだりするときにその人の趣向や思想でそれが命令形になったとしても、その人の思想に置き換えた上でのフレーズだから、そのへんはあまり「お題目があってのお説教大会」ではなく、歌の作用で人の心の中に起こり得るんじゃないかなって思う。それが個人に響くリリックになってほしいなとは思います。

Q: 個人的には「MORNING AFTER」や「FIENDS」が好きなんですが、川島さんが印象に残っている曲を教えて下さい。

川島道行: 「MORNING AFTER」は俺もよく聴きましたね(笑)。
他にも「SHUT UP AND EXPLODE」や好きな曲はたくさんあるんだけど、「MORNING AFTER」はよく書けたたなって思う。だけど書いた本人だし、それを思いついたシチュエーションだったりとかがあるからまだ客観的に思えないところもあるんだけど、HIP HOP的な時間の切り方なのにストーリーがあるっていうか、朝を題材にした歌ってのは世の中の音楽でもレイドバックした(くつろいだ、のんびりとした、ゆったりした)ものがほとんどだけど、これは身を持ち崩しながらもすごく戦う姿勢を見せていて、すごく変わった捉え方をしたなっていうところで面白いリリックになったなって思う。それはあまり計算していないところだから、なおさらそう思うのかもね。

Q: 前作は「記号的なタイトルがいい」ということで「ON」とつけられましたが、今作で「さらされた、むき出しの」という意味の「EXPOSED」とつけた理由を教えて下さい。

川島道行: タイトルは全曲を聴いた僕が頭に残ったものやイメージを総じて付けるんだけど、すごくいろんな感情とか物事、目に触れるものや感じるものが全部詰まっているんじゃないかなって思うぐらいハードコアなものに仕上がったなっていうのが印象で、絵に置き換えれば皮膚とかがなくなって神経に直接触られた感じ、体感する部分とか心が感じ取るものがものすごいスピードで押し寄せてくるから、聴き終わったときにはフッと取り残されている感じもあったりして、聴いた人がいろんなものを取り払わざるおえなくなるようなテンションとスピード感と感情が詰まって飛び出してくる、そういうところでざっとタイトルを考えて付けました。

Q: BOOM BOOM SATELLITESは今年で10周年を迎えられましたが、10周年に対して意識はされていますか?

川島道行: 最近ちょっと考えていますね。スタッフの人から言われたりするのが多くなって、どうだったのかなって思い返している最中です。
特典DVDの中にも入っているけど、ホント10年っていろんなことが出来るんだなって思うけど、僕らはその時その時を必死にやってきているから深く考えてもいられないところもあって、今もアルバムのツアーのことだったりとか、バンドのこの先のこととかを考えているんで、そんなにこの10年を振り返っている暇もないっていうのが本音ですね。
もっと歳をとって、このバンドもなくなって振り返って思うことはあるかもしれないけど(笑)、やってる最中に振り返るってことはあんまりないんじゃないかな。

Q: 来年1月26日から金沢を皮切りに約2年ぶりのジャパンツアーがスタートしますが、どんなライブになりそうですか?

川島道行: 踊るにはちょっと早いかなって思うけど(笑)、毎回ツアーでは新しい現場にしたいなって思っているから、そこは変わらずに今回はこの激しさをどうフロアに持ち込むのかを考えている最中です。

Q: 今年は2年ぶりにRISING SUN ROCK FESTIVAL 2007 in EZOにも出演されましたが、感想を聞かせて下さい。

川島道行: やっぱりいいね、ライジングサン。好きだなって思う。今年の夏はライジングで締めるっていうのがあってテンションも高かったし、意気込みも並々ならぬものがあった。それが成功に終わらせられたから特別なイベントになったっていうのもあるけど、ライジングサンは毎回楽しみだし、スケジュールさえあえば毎年でも来たいなって思う。

Q: 川島さんの札幌の印象を聞かせて下さい。

川島道行: 期待している街かな?
ライジングサンのときにTHA BLUE HERBを見たんだけど、新譜ですごい好きな曲があって、そのイントロがかかっているのが遠くから聞こえたから走って駆けつけたんだけど(笑)、みんなが彼らの言葉とビートに耳を傾けている様を見て、涙が出るぐらい感動した。
僕は彼らを青山のちっちゃいクラブでお客さんとして見てるし、僕らのイベントに呼んでクリスマスを一緒に過ごしたこともある。そんな彼らが拠点としているこの街、そこで築いている文化にすごく共感する部分も大きいし、期待している。すごくしっかりとしたものが札幌にはあると思っていて、僕が北国出身っていうのもあるのかもしれないけど、ブリストルとかマンチェスターとかグラスゴーとかああいった街っていうのを基盤にしたバンドみたいにアーティストが育ってほしいなと期待している街です。

Q: 最後にこのインタビューを見られる方々にメッセージをお願いします。

川島道行: 札幌にはツアーとライジングサンぐらいでしか来れないんだけど、それぞれ機材などのセットは異なっていて、ツアーでの僕らのセットはライジングサンとは全く違う世界があるから、それをぜひ体感して欲しいなって思う。その前にこのアルバムを聞いて欲しいけど(笑)。
多分このアルバムを聴いたらライブに行ってみたいなって思うはず。どんなライブになるのか、それは俺らも始まっていないからわからないけど、損はさせないってのが僕らの心情なんで、間違いはないので遊びに来て下さい。

Artist Interview -SAPPORO LIFE-

New Release Information

Artist Interview -SAPPORO LIFE-
BOOM BOOM SATELLITES / EXPOSED(ALBUM)
BOOM BOOM SATELLITES / EXPOSED(ALBUM)
初回生産限定盤 SRCP-409〜SRCP-410 / 3,300yen(tax in)
通常盤 SRCP-411 / 3,059yen(tax in)
2007.11.21 on sale

6thアルバム「EXPOSED」をリリースしたBOOM BOOM SATELLITES。
オリコン8位をマークした前作から更にスケールアップしており、97年のヨーロッパデビューから、10周年を迎える彼らの意気込みが全て詰まった、ロックンロールの最新型にして最強盤と呼べる作品です。
映画「ベクシル」のメイントラック「EASY ACTION」、日本、アメリカでOAされているカーブランド「DODGE」のCMでおなじみの「WHAT GOES ROUND COMES AROUND」を含む全12曲を収録。

2008年1月26日(土)からは金沢を皮切りに「BOOM BOOM SATELLITES JAPAN TOUR 2008」がスタート。
札幌では2月3日(日)にペニーレーン24にて行われます。

Artist Interview -SAPPORO LIFE-

Live Information

Artist Interview -SAPPORO LIFE-
BOOM BOOM SATELLITES JAPAN TOUR 2008

金沢 1/26 (土) EIGHT HALL open19:00/ start20:00
#076-232-2424(FOB) 主催:エフエム石川
仙台 2/1 (金) CLUB JUNK BOX open19:00/ start20:00
#022-296-8888(KYODO 東北)主催Date fm
札幌 2/3 (日) PENNY LANE 24 open18:00/ start19:00
#011-614-9999(WESS) 主催:FM NORTH WAVE

福岡 2/6 (水) DRUM LOGOS open19:00/ start20:00
#092-771-9009(TSUKUSU) 主催:CROSS FM
広島 2/8 (金) CLUB QUATTRO open19:00/ start20:00
#082-249-3571(夢番地) 主催:HFM(予定)
大阪 2/10 (日) NAMBA HATCH open19:00/ start20:00
(1F-standing/2F-指定) #06-6535-5569(SMASH WEST) 主催:FM802
名古屋 2/11 (月.祝) CLUB DIAMOND HALL open18:00/ start19:00
#052-936-6041(JAIL HOUSE) 主催:ZIP FM
東京 2/16 (土) STUDIO COAST open19:00/ start20:00
#03-3444-6751(SMASH) 主催:J-WAVE

料金
4,200yen(前売/1ドリンク別)
総合問い合わせ
#03-3444-6751(SMASH) smash-jpn.com bbs-net.com

チケット発売
一般発売
11/24(土) PG発売
金沢:ぴあ(P:275-137)・ローソン(L:54386)・e+
仙台:ぴあ(P:275-671)・ローソン(L:24284)・e+
札幌:ぴあ(P:274-780)・ローソン(L:12886)
福岡:ぴあ(P:274-022)・ローソン(L:86300)・e+
広島:ぴあ(P:274-129)・ローソン(L:66464)・e+
大阪:ぴあ(P:275-066)・ローソン(L:54369)・e+(pre:11/9-15)・smash
名古屋:ぴあ(P:274-828)・ローソン(L:43797)・e+ (pre:11/17-19)・CN
東京:ぴあ(P:275-131)・ローソン(L:31023)・e+(pre:11/9-18)・smash・岩盤

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